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オグラレーシングクラッチ取付作業
## 作業報告書:クラッチ交換工事 日産 フェアレディZ(Z33)のクラッチリフレッシュおよび強化パーツへの変更作業が完了いたしました。以下に作業内容を報告いたします。 ### 1. 車両情報 * **車種:** 日産 フェアレディZ (Z33) * **エンジン:** VQ35 * **作業内容:** クラッチディスク、カバー、フライホイールの交換(強化品へのコンバージョン) ### 2. 使用部品 * **製品名:** **ORC (Ogura Racing Clutch)** * **タイプ:** メタルシングルプレート / 一体型軽量フライホイール * **特徴:** 純正のデュアルマスフライホイールから軽量タイプへ変更することで、レスポンスの向上と伝達トルクの許容範囲を拡大。 ### 3. 作業工程および点検項目 #### ① 既存部品の取り外し * ミッションケースを降ろし、クラッチ一式を摘出。 * **点検:** 摩耗した純正クラッチディスクを確認。フェーシング材が消耗し、滑りの兆候が見られました。 * **フライホイール:** 純正のデュアルマスタイプを取り外し、クランクシャフト後端の汚れを清掃。 #### ② クランクシャフト周辺およびミッション清掃 * **クランクリアシール:** オイル漏れの有無を確認(異常なし)。 * **ハウジング内:** 経年によるクラッチダスト(鉄粉)が堆積していたため、パーツクリーナーにて徹底的に洗浄。 #### ③ 新規クラッチ(ORC)の組み付け * **軽量フライホイール:** クランクシャフトに規定トルクで締結。 * **クラッチディスク・カバー:** センター出しを行いながら慎重に装着。ORC特有の美しいシルバーのカバーが確実に固定されていることを確認。 * **ベアリング関係:** スリーブおよびレリーズベアリングの作動部に適切なグリスアップを実施。 #### ④ 復旧および最終確認 * ミッションを接合し、プロペラシャフト、排気系(フロントパイプ・キャタライザー)を再装着。 * 下回りステー類およびハーネスの取り回しを元通りに復旧。 ### 4. 作業結果・所見 * **ペダルフィーリング:** メタルクラッチ特有のキレの良さと、ダイレクトな操作感を得られました。 * **レスポンス:** フライホイールの軽量化により、空吹かしおよび加速時の回転の立ち上がりが鋭くなっています。 * **その他:** 作業中、周辺パーツ(遮熱板やマウント類)の大きな損傷は見受けられませんでした。
**【オーナー様へのアドバイス】** メタルクラッチへの変更により、純正に比べるとミートポイントが狭くなっております。また、メタル特有の作動音(チャタリング音)が発生する場合がありますが、製品の特性上問題ありません。最初は慣らし運転を行い、徐々に馴染ませていただくようお願いいたします。


