お知らせ
1. 養生とパネルの取り外し
最新の車両は内装の質感が高く、非常にデリケートです。作業を開始する前に、センターコンソール周りやダッシュボードにしっかりと養生を施し、傷がつかないよう細心の注意を払います。専用工具(内張りはがし)を使用し、慎重にパネル類を浮かせ、ディスプレイオーディオユニットへアクセスします。
2. 配線加工・コネクタ接続
モニター背面のユニットを引き出し、純正配線の間にテレビキャンセラーのハーネスを割り込ませます。
• カプラーオン設計: 車両側の配線を切断することなく、コネクタを差し替えるだけの「カプラーオン」タイプを使用しているため、車両への負担を最小限に抑えています。
• 配線の整理: 走行中の振動で異音(カタカタ音)が発生しないよう、配線にはクッション材を巻き、タイラップ等でしっかりと固定・整理を行います。
3. スイッチの設置(タイプによる)
今回は操作スイッチがあるタイプのため、運転席から操作しやすく、かつ内装のデザインを損なわない位置にスイッチを設置しました。配線はパネル内部を通し、後付け感のないスッキリとした仕上がりを目指します。
4. 動作確認と復元
パネルを完全に閉じる前に、以下の項目をチェックします。
• 走行中(擬似信号にて確認)にテレビが映るか
• ナビの自車位置に大きなズレが生じないか
• バックカメラやアラウンドビューモニターが正常に作動するか
• 既存のスイッチ類(エアコンパネル等)が正常に反応するか
すべての動作が正常であることを確認後、逆の手順でパネルを組み付け、清掃を行って作業完了です。
作業のポイント
新型40系アルファードは、従来の車両に比べて電装系が非常に複雑化しています。
• 通信機能への影響: 適切に処理を行わないと、アドバンストドライブ(自動運転支援)や車載通信機(DCM)にエラーが出る可能性があるため、信頼性の高い製品選びと確実な施工が重要です。
• 後席モニターとの連動: 今回の車両には14インチの後席ディスプレイが装備されていました。前席と連動して問題なく映像が流れることも確認済みです。


